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大学生が内見をせずに失敗した話

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こんにちは

私は大学に入学する前
いわゆる「内見」というものをせずに
一人暮らしの物件を決めました

内見
つまり住む前に


どんな家なのか
周囲の雰囲気はどんなものか
どんなお店が周囲にあるのか
住む家で問題はないのか

色んなことを判断できる機会ですね

内見はするのが当たり前ですね
そもそもしないとどんな物件かわからない

しかし私はその重要な内見をせずに家を決めました
決して私が無知なだけではなく
メリットとデメリットを天秤にかけた決定でした

というのも
私が利用したシステムにその理由がありました

それは「合格前予約」という制度

こちらは
大学の二次試験前に物件やその他家具などを決めることができる。いい物件を早めに確保できたり合格後に急いで手配する必要がない。その代わりにまだ多くの大学生が住んでいるため内見をすることができない。さらにもし不合格だった際のダメージが大きい

といったものでした

私の実家と大学がある場所は遠く
両親とも仕事が忙しいため
こちらの制度を利用することに
私が一次試験の点数である程度余裕があったことも後押しになりました

そのため二次試験前日
私は勉強もせず物件を選んでいました

しかし内見がないだけで
通常の物件探しとほとんど変わりません


場所は基本大学周辺なため細かいエリアが違う程度
他の家賃や優先する条件を伝えると
アルバイトの大学生が3か所ほど候補を絞ってくれ、タブレットを使って物件の雰囲気だけ見て判断します

私が最終的に両親から提示された選択肢は
「独立洗面台orウォシュレット」でした

迷わずウォシュレットを選んだ私は
こうして内見無く4年間住む家を決めました

二次試験はなんとか合格

ウキウキで引越しを迎えた私
夢にまで見た大学生活
これからどんなキラキラしたキャンパスライフが待っているのかと胸を弾ませながら家に入ると、私を待っていたのは

「トラバーチン模様と電気コンロ」

まずトラバーチン模様とはこちら

どことなく
中学校の天井などで見かけたことはないでしょうか
私の家の天井はこれでした

一応これも意味はあるもののようでして

大理石の一種。緻密(ちみつ)な縞状構造をもつ。湧泉(ゆうせん)や地下水の炭酸カルシウムが沈殿してできる。建築や家具用材となる

コトバンクより

大理石をイメージしたようです
しかし一人暮らしの8畳の家にあろうものなら
保健室でズル休みをしていたあの頃を思い出すばかり
不満はないですが普通でいいのにな・・と
思わずにはいられませんでした

そして問題の電気コンロ

こちらですね
オール電化のためガスの基本料がかからないのは家計的にありがたいんですが

とにかく
「温まりにくい 使いづらい
 火力が弱い 安定しない」

もう私はこの子には区切りをつけ
この上にカセットコンロを置いて無視しています

内見をしていれば・・と思うことは多いですが
住めば都とはよくいったもので

様々な不満はあるものの
現在の家でよかったなと思います
不満も愛着の裏返しなのかもしれませんね

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