こんにちは
皆さんは「ウツボ」に対して
どんなイメージがありますか?
「怖い」「強そう」「噛まれたら大変」
そのようなイメージをお持ちではないでしょうか
私のイメージは幼少期によく見ていたテレビ番組
「黄金伝説」の無人島生活
よゐこの濱口さんが素潜りでウツボをゲットし
「とったどーー!!」
と勝ち鬨を上げていたことをよく覚えています
ちなみにその際濱口さんはそのウツボを
他の具材ともに豪快に油の中に投入し
漢としか形容できない料理を作り上げていました
今回私は旅行で高知県にある
「ひろめ市場」
に行ってきたんですが
その中で定番の鰹のタタキではない
面白いメニューを発見しました
それは
「ウツボのタタキ」
ほう。ウツボのタタキとな
以前にウツボの唐揚げは食べたことがありました
外見からは想像できない淡白な身で
唐揚げも非常に美味しかったんですが
今回はタタキ
生に近い調理法ということで
ウツボの臭みなどが残ってきるのはないかと
実感の警戒心もありましたが
そこは経験してみなければわからないだろうと
思い切って注文
お酒は悩みましたが
何でも掬い取ってくれる度量と
私の単なる好みの問題で
今回はハイボールと合わせて見ることに
そして注文して10分ほど
出てきたのがこちら
当然ですが鰹とはまた違ったビジュアル
ちなみに鰹のタタキはこんなビジュアル
鰹のタタキにはにんにくや玉ねぎなど
多くの薬味が乗せられていますが
ウツボのタタキには
「大根おろし」と「マヨネーズ」という布陣
それとポン酢がついていました
大根おろしとポン酢はなんとなくわかりますが
マヨネーズは正直意外でした
どんな組み合わせになるのか楽しみ
さて、肝心なお味の方ですが
弾力はあまりなく
すっと歯が通るような食感
他のお刺身やタタキとも違う独特の食感でした
タタキ自体にあまり味はなく
やはりウツボの外見とは違う淡白な味わい
確かにこれにはマヨネーズぐらい
がっつりとした相方を合わせるのも納得です
ウツボが主張しすぎることなく
マヨネーズのコッテリさと相まって美味しいです
添えられた大葉をいい仕事をします
おろしポン酢で食べれば
あっさりさに全振りをした爽やかさ
幼い頃にテレビで銛で突かれ
油に放り込まれていた
そんなウツボに「爽やかさ」
を感じる日が来るとは
時間の流れとはわからないものですね
さて、今回はハイボールで合わせましたが
ポン酢単品、マヨネーズと合わせた場合は
ハイボールとの相性は抜群だなと感じました
逆におろしポン酢や大葉と合わせた場合は
ハイボールの炭酸に負けてしまう気もしたので
その際は日本酒や焼酎のロックなど
どっしりとしたお酒と合わせると
また違った味わいを楽しめるかもしれません
いやしかしウツボとも手を組めるとは
ハイボールとはかくも懐の深い存在ですね
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